自分で作るのDIY大好きなみなさまこんにちは何をするにしても作業台(テーブル)って欲しいですよね。
DIYyerとしても一度は、作っておきたい代物です。しかしながらちょっと考えると天板ってどうするの?とかテーブルの足ってちゃんとつけないとだめじゃない?とか様々な疑問が出てきて中々とっつきにくいのでないでしょうか?
✓本記事のテーマ
この記事を読んでテーブルを製作すれば丈夫でガタつかない最低限、整ったテーブルが
作れます。
これら当HPの情報は、管理人が情報を集め徹底的に実践した中での品質、結果になりますので記事を読んで作業をされれば大きな間違いは、無いハズです。
基本的な強度がでる構造の考え方も加えて解説していきますので写真外のデザインのテーブルも製作可能です。
作業台を作るのに必要な物
- 天板の木材 大きい方(1バイ10) 680mm×3本
- 天板の木材 小さい方(1バイ10) 260mm×3本
- 天板を支える木材 長い方(2バイ4) 1030mm×4本
- 天板を支える木材 短い方(2バイ4) 610mm×2本
- 脚(2バイ4)720mm×4本
- 丸ノコ
- 巻き尺
- 差し金又は、直角丸ノコガイド
- インパクト
- ビス 65mm×36本
- クランプ
あれば品質UP
- ルーター
- 電動カンナ又は、カンナ
- 皿取り錐
木材の寸法は、これから解説するものに使ったもので寸法に関しては、作りながら測って合わせて作っていきますのでこの程度必要だよと考えて下さい。
作業台を作る手順
作業台の天板を作る(整形編)
まず初めに天板を作っていきます。
何故天板からなのかというと今回は天板のサイズに合わせて下に付ける支えるための枠を作るため天板のサイズを確定させておく必要があるからです。
今回は、綺麗に繋がっている天板を目指しますので1バイ10のハジの丸い部分を切り落とします。
切り落とす際は、下に写真を付けてますが必ず真っ直ぐ切れるように工夫しましょう。
本気でDIYを趣味していきたい方は、本格的な丸ノコをおすすめします。
しかしホムセンで4~5000円で売られている丸ノコでも十分切れます。
天板を作る(繋げる編)
次にカドをカットした材料を繋げていきます。
その前にカットした天板を並べて表と裏を決めておきましょう。
上の図のように法則的に木材を並べた方が後に矯正しやすいのでおすすめです。
カンナの仕上げがない場合は、図の並べ方。
カンナで仕上げる際は、図の裏返しの並べ方の方が作業しやすいかと思います。
本当は、木ダボという材料を使って繋げれば尚強度を上げることができますが
木ダボの処理は、難度が高いので今回ここでの説明は省きます。
木ダボが無くても今回の構造であれば丈夫なテーブルが出来ますので安心してください。
木材には、必ず反りがあります。今は、無くても反ってくるパターンも有ります。
特に今回使っている1バイ材などは、特に反りやすい材料ですので繋げる際は、
切った面に木工ボンドを塗り繋げて行きます。
はみ出たボンドは、濡れた布巾でふき取ってね。
上の写真は、見本用なので天板が短いのですがまず上下をクランプで挟んでから固定し、左右から挟んで天板を圧着させます。
一度挟み終わった後隙間、反りを見ながらクランプを締め、反り具合によっては、上下で挟む位置を変えて特に反っている個所を直接締めます。
この繋げる作業を丁寧にすることによって後にする作業が楽になる飛ばしても良いレベルになる品質を決める作業ですので丁寧に繋げましょう。
6時間も乾燥させたら十分です。
固定した時に反りも消えて天板の本来の寸法が出ていますので寸法を取っておきましょう。
この記事でも使っている下に紹介しているクランプの締め付け力があればしっかり固定することが可能です。
天板を作る(電動カンナで平らにする編)
この作業は、品質を上げるための作業で要求される技術が少し高くなります。
(飛ばしてもテーブルの形にはなる)
私は、微妙な高低差を電動カンナで一度削ってから塗装前の下地処理を行いました。
電動カンナの0.05mmで削った後0.02mmで調整した後の画像になります。
この程度までくれば塗装の下地処理で綺麗にできますがとても難しい作業です。
自信が無い方は、塗装前の下地処理を頑張ることによってある程度の落差をリカバリーできます。
ランダムオービットサンダがあれば板を平坦にする労力がかなり低減されます。私のお勧めです。
天板を作る(ルーターでカドを落とす編)
この作業も品質を上げる作業になります。
(飛ばしてもテーブルの形にはなる)
ルーターという機械を用いるのですがビットの形に木材のカドを切り出す作業です。
ルーターのスイッチを入れてカドに合わせて無理なく切って行きます。
ビットの先にクルクル回るローラーが付いてて必要以上切れなくなっています。
手がぶれないよう丁寧に切りましょう。
上の写真は、試しにルーター処理をしないで丸ノコで切って塗装しただけの画像になります。
意外と綺麗だったので、ただしカドが出ていると何かぶつけた時に凹みやすく傷になりがちです。
天板を作る(水性水天で色付け油性ニスで保護塗装する塗装編)
この作業は別に一手間かかるので記事を貼っておきますので参考にしてください。
天板を固定する枠を作る(切断編)
次に枠を切り出して行きますが天板を繋げて固定した際、図っておいた寸法で材料を切ります。
四角に組んだ際に材料が重なる部分の寸法は、加味しましょう。
上の写真の道具を使って作業すると正確に切れます。
巻き尺で切る長さに印をつけて差し金で印から直角に線を引いてその線に沿って切るやり方と
巻き尺で切る長さに印をつけて丸ノコガイドで直角に切り出すやり方などがありますが
やはりガイドを使って切った方が綺麗に真っ直ぐ切れます。
天板を固定する枠を作る(組み立て編)
材料を四角に組んでビスで繋げていきますがその際見える部分は皿取り錐というビットで下穴をあけると下穴とビスの頭がすっぽりあく穴ができて綺麗にビスが打てます。
木材を四角に繋げる時は、コーナークランプを用いた方が綺麗に直角に繋げます。
直角に切った木材を四角に組めば長方形になるもんだと思いますが正確に直角にはなりません。
私は一度枠を組んだ後天板を試しに合わせたら枠がひし形だったので修正しました。
最後の組み立て(天板と枠を固定する)
次に天板と枠を繋げていきます。
今回は、天板側から枠に向かって下穴をあけてビスを打って固定しています。
枠に天板を乗せた際、反りによって天板と枠の間に隙間が目立つ場合は、
枠と天板を添え木を使って挟みこみ矯正してからビス打ち固定しましょう。
天板からのビスが見えるのが気になる方は、もう一工夫必要になります。
天板の材料が今回は薄いので裏からのビスをだけだと反りを矯正しきれません。
ボンドの補助があって信用度は、50%でしょうか。
鬼ハトメという材料を使って裏から固定していく方法もありますが難度が高いので
今回ここでの説明は省きます。
最後の組み立て(足を固定する)
ガタつかないよう足を固定するには、足を天板側に3本だけビスで固定してしまいひっくり返して接地させ、4本目を接地するようビスで固定すればばっちりです。
お疲れさまです。
これで最低限のテーブルが出来ました。
マキタの工具は、充電式か有線で電気を取るのかで取り回しが変わります。
管理人の丸ノコは、有線なんですが逆さに持って解体したり壁を切ったりしたかったのでバッテリー付きだと重いので有線にしてます。
丸ノコに○○mmと書いてあるのは、取り付けられる刃の径です。
これにより切りこみの深さが変わります。
自分の適した径の丸ノコを選びましょう。
オービットサンダは、管理人としては、充電式がおすすめです。
充電式は、バッテリーと充電器が無いと使えなくなってしまうので注意してくださいね。
充電式だとバッテリー分のコストが最初かかってしまうのですがこのバッテリーは、
他の工具や掃除機になどにも使いまわし出来るので本格的にやってみたい方には、
18Vの充電式をおすすめします。
クランプは、挟み上げる道具ですね。
これが有るのとないのでは、最後に出来上がった時の品質を左右します。
ラフに作る分には、必要は、無いんですけどね。
このテーブルを作った動画を公開してます。良かったら参考にどうぞ
以上で基本の塗装は終わりです。閲覧ありがとうございました。(謝謝
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