自分でなんでも挑戦したいみなさまこんにちはおうちの庭や外構におしゃれで気の利いたレンガ敷きのスペースがほしかったりしませんか?または、草がぼーぼー生えまくっている隙間をなんとか埋めたいとか。
私は今回改めて一度もさわった事がないコンクリートとレンガを使ってお庭の一部を埋めたり敷いたりすることに挑戦してみました。
✓本記事のテーマ
この記事を読めばコンクリート、レンガの特性を理解でき大きな失敗をせず設置したり敷いたりできます。今回この記事では車などの重い物が乗らない場所になる予定での作業となります。
コンクリート・レンガを設置する場所を整える
植木を引き抜く
私の場合は前の家主さんの植木がぼーぼーであり趣味ではなかったので植木を引っこ抜いてからの作業となります。
高さ80㎝幅50㎝程度の植木を引き抜くのに意外と手間がかかりました。根元を掘り返し露出した根、枝を刻んで分けて人力にて引き抜いた後惰性で約3か月位放置してました。
既存のコンクリートを切る
植木を抜いた跡のコンクリートがいびつな形をしていたのでカットすることにしました。使う道具はディスクグラインダー、たがね、バール、ハンマーです。
刃はダイヤモンドカッター特に摩耗もなくよく切れます。切る際は保護メガネした方がいいです。私はめんどくさがりなので保護メガネしないこともしばしばですがこの切断については、尋常じゃなく破片、粉が飛んできます。おそらく耐えられません(笑)
作業としてはグラインダーで切れ目を入れその切れ目にタガネ、バールを差し込みハンマーで打ち込んでコンクリートを割り切ります。
結果ですがこの刃径105㎜のディスクグラインダーでは、厚さ約5㎝のクンクリートであれば割り切ることが出来ましたが10㎝も厚さがある箇所のコンクリートは切ることができませんでした。かなり本気でたがねを叩きましたが無理でした。
更に刃の径の大きいコンクリートカッターというような道具があれば切断可能と感じます。近場のリース屋さんにも無く諦めました。
私は敬虔なマキタ信者のためいま最もディスクグラインダーでほしい物を紹介しておきます。
コンクリート・レンガを設置する場所の土を盛る・転圧する
土を戻す盛る
掘れ上がった深さは根の深さに依存しております。作業を通して分かったのは無駄に地面を掘ることは損です。自然に何10年以上そこにある土であれば特異な場所でない限り十分自然の力で締め固められています。
しっかり掘る深さを決めてから作業しましょう。土を掘ったり戻したり移動したり本当に面倒です。周りも汚れますし…
私は使うレンガがフィオーレというホムセンで売られていた1個107円の約長さ19㎝×9㎝×5㎝という規格で深さは8㎝で掘り整えました。
土を締め固める転圧する
土木用語だと締固め、転圧なんて言ったりして専用の機械を用いたりするようですが車などの重いモノが通ったりしないのであれば足で十分かと完成の耐久力、品質から見て感じます。製作時下層が3㎝のコンクリート残り5㎝がレンガとなる計算です。
転圧作業ですがなれべく丁寧に作業を行うのが理想です。この後のコンクリートを敷いてレンガを設置する作業は乾燥との戦いになり高さを調整する時間が惜しくなるのでなれべく誤差なく転圧を行いましょう。
レンガをカットし仮置きする
レンガをカットする
レンガのカットは、グラインダーで線を筋をカットしてたがね差し込み叩けば簡単に割れてくれます。丁寧にカットしたければ反対側から刃を入れる事も出来ますが私は筋を入れてたがねでガンガン割っていきました。
当初切りながらコンクリートを設置していく予定でしたが作業中のコンクリートが乾燥が懸念されたのであらかじめカットしておきました。絶対先にカットしておいた方がいいです。コンクリートをいじり始めるとカットを並行作業するのは煩雑すぎると感じました。
レンガの仮置きをする
レンガをカットしつつ仮置きしました。画像で分かる通りレンガのカットで粉塵がすごいです。粉塵を掃除してカット仮置きが終わったらレンガの設置個所が分からなくならないようそのまま真横にスライドしお引越ししました。
コンクリートへの水の量と練り方
コンクリートに水を加え練る
次に練るためにコンクリートを入れる箱トロ舟を用意致しましてモルタルを投入し練っていきます。私は80Lのトロ舟を購入しまして快適に作業出来ました。
コンクリートを練らずに撒いて敷き均しをしてレンガを設置して後から水を撒くという工法もあるようですが耐久性的に怖かったので今回は練る工法を採用しました。
この記事では今から使うモルタルのことをコンクリートと呼んでいますが細かくにいうとここに砂利をいれたものがコンクリートになるよ!
水を加水する際は、この庭シャワーヘッドがあると最高に便利です。散水にして満遍なく水を与えることが出来てトリガーで出る水の量の調整も本当にしやすいです。ある程度力があれば角スコップで練り混ぜるのが最適かと思います。
この高級散水ノズルがあれば気持ちが高まりますね(笑)私がほしい。
コンクリートを打つ・塗る、レンガを設置・敷く
コンクリートを打つという語感は一般的には伝わりにくいと思いますがここでは塗ると大体一緒だと思ってください超厚塗り的な意味で。
早速コンクリートを打っていきますがその前にレンガにたっぷり水を吸収させましょう。おそらくこの作業がコンクリートとレンガの接着力、親和性を高くしてくれる作業だと思います。私は作業しながらレンガも乾燥するのでその都度水を与えました。
コンクリートを打つ・塗りながらレンガを設置する
先にある程度コンクリートを下に塗って起きレンガ側面にコンクリート塗りぎゅっと押して設置し、コンクリートにが不足している箇所には、コンクリートを足していく地道な作業をしました。
コツとしては下に塗るコンクリートが多すぎると手が届きづらく作業性が悪くなる、乾燥してしまうななどの弊害が出てくるのでほどほどに。
実際写真に写しているスペースをコンクリートとレンガで埋めるのに丸2日かかってます…
様々な知識と知恵を漁りながら作業を行ったのですがひび割れに対しては、色んな意見、アイディアが散見されましたが私はコンクリートの急速な乾燥が大きな原因ではないかと思います。
設置が終わったレンガに何度も散水しコンクリートの乾燥を遅らせ作業を行いました。これが良かったのか分かりませんが今の処ひび割れはございません。
コンクリート・レンガを打ち、設置し終わった後ですがコンクリートが設置したレンガに付着しレンガの本来の色が損なわれてしまいました。これを清掃除去したのですがその作業は、こちらの記事で…
そして完成!
完成の写真は、完成してから約3ヶ月後に撮影したところです。雨によって部分的に湿っていて色が変わっていますがこの工法であれば草は今の所生えてませんなにもしてない所は生えまくっております。
反省点としては、既存のコンクリート部分を汚れないよう養生するべきだった点。同じコンクリートの色がそんなに変わるはず無いだろと思ってました。
それとレンガを敷き終えて見て感じたのが全体的にのっぺりとした印象(平坦的)を感じました。おそらくこれはレンガの間のコンクリート詰めを目一杯してるからだと思います。今後レンガ敷きをする際は意識して作業してみようと思います。
総じて涼しい月にやるべきだと激しく思います。細かく書きませんが気温によるコンクリートの性質や乾燥、季節によっては1日中直射日光を浴びるのは、危ないと感じました!
コンクリートの隙間をコンクリートで埋めてみた
おまけですがコンクリートの隙間から季節よって雑草がボーボーだったので余ったコンクリートを使って隙間を埋めてみました。
上の段の下の段隙間、雑草の季節になるとどちらもモリモリ雑草が生えてきます。今回はどの程度効果的なのか知りたいので上の段だけしっかり水を給水させてコンクリートを詰めてみました。
コンクリートで隙間を埋めた結果
差は、一目瞭然です…コンクリートを詰めた所は、ひび割れもなく一切雑草が生えません。むしろ下の隙間から生えすぎて上の段が見切れています。
やはり既存のコンクリートの色との違いが目立つのでしっかり養生してからコンクリートを打つべきでした。コンクリートで隙間を埋めて雑草対策するのは、手間は、かかりますがよい作戦だと思いました。
ドライ生コンとドライモルタルの色の違い耐久力の違い
おまけ2なんですが作業中にモルタルとコンクリートの違いが気になりすぎて実は、途中材料を変えて作業をしていました。
人が歩く際のモルタルとコンクリートの耐久力
この2つを使ったのですがモルタルとは、セメントに水と砂を足したもので、コンクリートとは、セメントに水と砂と砂利を足したもののようです。生コンとは、水を加える前の状態の事らしいです。
今回の作業にあたっていえるのが人が歩くだけならどちら材料でも問題なさそうです。車など重い物が載る際には本来でいうコンクリートを用い更には、下には砕石で下地を作ってあげるような作業が必要になるようです。
モルタルとコンクリートの色合いデザインの違い
モルタルもコンクリートもベースは、白っぽい色なのですがコンクリートの方は、砂利(砕石)が入っていてその砂利の色が黒いため離れて見たときには、モルタルより黒っぽく見えます。砂利が白ければ白のコンクリートもDIYできそうですね。そのようなものがあるのかは、知らないのですが…
【外構DIYレンガ敷き】庭にコンクリートとレンガを設置・敷いて隙間を埋めてみた!を終わります。 閲覧ありがとうございました。(謝謝
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