作るの大好きな皆様こんにちは、皆様は、木を曲げたいなと思ったりしたことは、ありませんか?
でも実際曲げるには、アイロンだったりスチームだったり手間がかかりそうで敬遠していたりしませんか?
それがしも木を曲げたいアーチ状の作品を作りたいと思っているのですが木を曲げるのでは、なく直接木をその曲線にカットするに留まっています。なので今回は、木に切れ目入れるだけでどの程度曲げることができるかを試していこうと思います。
✓本記事のテーマ
この記事を読めば大きな間違いややり直しをせず木を曲げることが出来ます。
木を曲げるためにどの位切れ目を入れるべきか
経験上、木を薄くすれば曲げられるのを知っていますが、なれべくなら強度を保つため最低限の木の厚さを残して木を曲げたいものです。今回の実験は、SPF材を用いて切れ目を入れてみます。
1バイ材を2㎜だけ残して木を曲げてみた結果
結果、割れ目が出来てしまいその部分から折れてしまいました。まだ木が厚く薄くしないとしなやかさには遠いようです。
1バイ材を1㎜だけ残して木を曲げてみた結果
いい感じで曲がってくれました。SPF材ですと1㎜板を残せればうまく曲がってくれるようです。何度か繰り返し試してみましたが大きな節でもない限り曲げることが可能です。
90°に木を曲げるために何回切れ込みを入れるべきか
90°まで木を曲げるために切れ目をいれるわけですが必要最低限の切れ込みでなければ切れ込みの凹凸の凸部分が接せず作品となった時の強度が落ちることが考えられます。では、刃の厚さを含めた必要な切れ込み数とは、どの程度必要なのでしょうか。
1バイ材に刃の厚さ分残して切れ込みを入れてみる
因みに私は、テーブルソーを用いて切れ込みをいれたのですが切れる幅が2.7mm、残した幅が目分量で2.7mmとしたところ。
10回切れ目を入れたところで90°以下になり、9回だと90°以上になるという結果に。当然ですがどこに切れ目を入れようが1バイ材だと2.7㎜の切れ込みを10回入れると90°以下とになります。
1バイ材と刃の厚さ2.7㎜の組み合わせだと最終的な角度が90°ぴったりには、
どうしてもならないよ!9回で止めて切れ幅を広くして微調整もできるね。
1バイ材をに更に間隔を置いて切れ込みを入れる
刃の厚さの3倍程度間隔を置いて切り込みを入れたところ。
半径が広がります。切れ込みの数は、変わらず10個の切れ込みです。クランプで固定し木工ボンドで接着しました。意外と綺麗ですね。
切れ込みを入れる間隔を変えた時の比較。1バイ材だと3mm位の間隔を保持すれば材料の破損は起きづらいようです。
2バイ材に刃の厚さ分残して切れ込みを入れてみる
半径が広がり必要な切り込みの数が20回となりました。20回も切れ込みを入れるのは結構手間です。
木を曲げて円形にしてみたところ
延長線上で円にしてみたところ…
固定する器具が普通のクランプしかなかったのでいびつな形になりました。ベルトクランプがあればもっと真円に近づけることが出来ると思います。
ちなみに私はテーブルソーの上にクロスカットスレッドを自作したものを乗せて作業しました。丸ノコで出来ないこともないですが線を描くのと真っ直ぐ切るのに手間がかかります。
マキタのマルノコ盤があればあなたの想像力をモノへと変換してくれます。本当におすすめです趣味にしてはちと高いのがネックですね!
クロスカットスレッドを自作した記事は、こちらになります。
この作業実験を動画にしました。
以上で木を曲げる方法!アイロンやスチームを使わず曲木してみたを終わります。 閲覧ありがとうございました。(謝謝
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