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【最小径35~235mmの円切り治具】小さい円からカット出来る、トリマーのサークルカット治具を自作する

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円切りしたい皆様こんばんは!ちょっと前に5分¥100で出来る治具を紹介したんですがそちらだと直径140mm~のカットになり気持ち大きめ。

なので少し手を加えて最小径35mm~からカット出来て見た目もカッコよさげ、トリマーのベースプレートのネジを回さない余ってそうな材料で自作できる円切り治具を考えてみました。35mmで切れれば大きな刃径のボアビットの延長上の作業を出来ますよね。

✓本記事のテーマ

この記事を読めば最小径35mmからの見た目もよい円切り治具を自作出来ます。

このブログでは、円切り治具の自作方法を他に2種類紹介しています。自分の用途合った治具を選べます。

直径140~460mmの簡単に出来る円切り治具の記事は、こちらから

直径80~1070mmの機能面最強の大きめな円切り治具の記事は、こちらから

使う材料

この治具は、マキタRT50Dに付属しているトリマーガイドの部品を用いて制作しています。作業時にベースプレートのネジを回すのが煩わしく感じる面倒臭がり屋さんにお勧めです。

完成した円切り治具
使う材料
  • MDF合板 t=5.5mm MDF合板じゃなくてもOK。厚さは、近似値が良い
  • ファルカタ合板 t=3mm ファルカタ合板じゃなくてもOK。厚さも自由
  • ダイドーハント木ネジ3.5×16

MDF合板は、筋(木目が無く)が無く細かく粉砕した木材を板状に成形した合板なので、筋に依存して破壊してしまう事が少ないお勧めの材料です。但し水には、弱いです。

サークルカットの治具の作り方

材料のカット

用意した材料

大きい方がMDF合板で「260x110mm」細い方が「260x10mm 2本」多少ガバついても後で綺麗にするために整えるのでOKです。

ネジ穴を空ける

MDF合板に穴を空ける

MDF材の中央に線を引いて端から15mmの位置に裏からボアビットで3mm掘ってから6mmの貫通穴を空けます。順番大事!

付属のネジとノブナット
ネジが入ってノブナットが付いた所

付属のネジって根本が四角なので6mmの穴を棒ヤスリ等で拡張して根本まで入る様に、加工します。ポイントは、ネジの頭がすっぽり入るまで掘る。

材料を接着する

ベースプレートが動くように調整

MDF合板にファルカタ合板を接着しますがトリマーのベースプレートがスムーズに動くぐらいで挟んで反対側の接着します。

余分な上下の材料を切り落とし綺麗にそろえる

接着した後は、材料が多少飛び出してると思うのですがこれを数mm切り落とします。片方切ったら反対側も幅を切り揃えてファルカタ材の幅を合わせると綺麗になります。

トリマー刃の分の穴を空ける

セットし掘る準備しているところ

ベースプレートと付属のベースプレートの一部を写真の様にセットします。この状態で左右に動かすと最小幅から最大幅まで動きます、ここにトリマー本体に8~12mmのストレートビットをセットし穴を空けていきます。

手持ちのビットによりますが本作業で使用するビットより数mm大きいビットで穴を空けるとよさげです。

掘りあがったMDF合板

傷が付いていい下敷きを敷いて材料にストレートビット接地する前にトリマーを始動し回転している刃をゆっくり材料に落として行きましょう。マキタRT50Dの最大切削能力が3mmなので2回に分けて穴を掘るのが理想です。

軸になる部分に穴を空ける

皿取り錐で穴をあけたところ

最初に穴を空けた箇所と先ほどトリマーで穴を空けた間のトリマー穴側から10mm離れた箇所に皿取り錐で穴をあけます。

ダイドーハント木ビス

9mmの皿取り錐で穴を空けると木ネジの皿の部分で引っ掛かりを作り半ネジ部が軸の役割を果たしてくれます。この形状のビスだったらどのビスでも大丈夫です。

材料は、下でまとめて紹介しています。ポイントは、取り付けたときネジの頭が横移動するトリマーに干渉しなければOKです。

これで円切り出来るだけの機構は、整いました。

円切りする

次に形を整えるための円を5mm厚程度の材料を治具の縦幅、直径でサークルカットします。ベースプレートとガイドをセットし、軸穴を通して木ネジで材料を固定します。先ほどと同じよう材料にトリマーの刃が設置する前に始動しゆっくりトリマーを落として円を切って行きます。

切り取られた円板

コツは、始動したらトリマーと治具の端を持って切って行き、切りあがる時には、切りあがる材料が動かない様、指で固定すると外側の円を無駄に傷つけたりしません。

円と材料が離れても円と円の接地で切れて少し材料が残るのでちょい多めにトリマーを回し切り残しを無くします。切り終えたらそのまま電源をOFFしましょう。

治具の端を倣い加工する

円板裏に両面テープを貼る
治具の端に円を貼る

切り終えた円板の裏に両面テープを貼り治具の端に貼ります。端にぴったり貼るより1ミリ残すと綺麗に仕上がります。

ベアリング付きストレートビットを使いベアリング部を先ほど切った円板に沿わせて外側のみを切り取ります。

弧と直線部分の繋がりを平棒ヤスリで均し繋がりを良くし周囲を紙やすりで整えたら完成です。

円切り治具完成

円切り治具完成

シンプルで最小径35mm最大径235mmの円切り治具が完成です。小物を製作する際に取りまわしがよく便利です。

切り取った最小径と最大径の円

記事・道工具購買部

記事で使われた道工具の紹介。ホムセンで買える方が安い材料もあるので参考に

記事で使われた道工具の紹介
  • MDF合板』、『ファルカタ合板』この2つは、余っている材料で全然OKです。ホムセンで買った方が安いと思います。ただMDFは、筋が無いため非常に加工がしやすいです。ファルカタ材に関して枠の部分なので本当になんでもいいです。

  • ダイドーハント木ネジ3.5×16』ネジもホムセンで買えるなら木口で買えるそっちの方が安い。皿頭の半ネジタイプがおすすめです。

  • 先三角ショートビット 3.5』穴開け用ですが丁寧に掘るための先三角を紹介しておきますがドリルタイプでも問題ないです。これらは、メーカーを揃えるのにもネット購入がお勧めです。安いし

  • ボアビット 15』裏からの穴あけに使うボアビットです。小径口には、こちらがお勧め。それがしは、ドリルをスターエム、ボアビットをSK11で揃えるのを意識しています。

  • 皿取り切り 3×9』皿取り錐は、コーススレッドの皿頭がすっぽり入る3x9mmがいい。

  • ベアリング付きストレートビット』ダメ元で買ったけど結構いい。長さも4通り揃っていて痒いところに手が届く。ビットセット売ってるSCOOMっていうメーカーです。

それがしアマゾンプライム会員で運送料無料で注文するのですが月額600円で複数回買い物するDIYyerさんならすぐ元取れるのでおすすめです!

加えてプライムビデオも見れます。それがしおまけだと甘くみてましたが暇な時に見てみたら[推しの子、劇場版〇〇]とか色々見れます。無料で!リンクから登録すると1000円分のポイント貰えますよ!そしてそれがしのDIYもはかどります。

これにて今回の記事は終了でございます。最後までのご閲覧ありがとうございました!みなさまの円切り治具LIFEに幸多からんことを!

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