木材に穴開け、又は、円形に切り抜きたい皆様こんにちは!穴を空けたいけど工具が沢山あって分からない。とか円の形で切り取りたい。適正な道具は、何?とお悩みじゃないでしょうか?
それがしも最初は、穴は、空いたけどバキバキ…すんごい斜め。円切りしたいけど正確な円を切る方法が分からず、かなり強引な手法で歪んだ円っぽい何かを作り上げていました。
しかしここでは、失敗を超えて学んだ成果を丁寧に分かりやすくお伝えしたいと思います。
✓本記事のテーマ
この記事を読めば、直径から見て穴を空ける、切り取る方法と適正な工具選び、トリマーを使った超シンプルな円切り治具が製作出来ます。
穴を空ける、円を切るための工具
代表的な工具メーカーの穴径を記してます。メーカーを変えたら別サイズもある。
【3~38mm】ショートビットで穴を空ける
この商品は、スターエムのショートビットという商品。
穴開けの定番であろうショートビット、表に軸径とあるけど6.35mmが一般的なインパクトの軸径。19.5mm以上の穴空けをする場合は、ドリルチャックが必要となる。リンク先からサイズを選べます。スターエムショートビット
チャックも別にリンクも貼って置きます。10mmまで入るチャック・13mmまで入るチャック13mm買っておけばどっちも入りますが意外と大きくて嫌。
【15~65mm】ボアビットで穴を空ける
こちらは、SK11木工用ドリルボアビットとという商品。
貫通力は、劣りますがより慎重丁寧に穴を空けする作業が得意でスライド丁番取付時の下穴空けに最適。リンク先でサイズが選べます。SK11ボアビット
こちらも40mm以上の穴を空ける際は、軸径が異なりますのでインパクトで使うには、ドリルチャックが必要です。
2023年に速切木工ボアビットという早く切るのに特化したボアビットもあって体感3~4倍速い。上に紹介したボアビットだと穴径が20mmを超えたあたりで切削スピードがどんどん落ちるので耐久性も良く最近は、価格差も無くなってきているためこちらの方がおすすめかな…リンク先でサイズが選べます。速切木工ボアビット
【30~120mm】自在錐を使って穴を空ける・円を切り取る
SK11自在錐という商品です。切るラインに刃がついていて高速回転する事で板を切り出します。片側から12mm厚切り取り反対側から更に切り取れば24mm切り取れます。
軸部分に穴が空きますが円形を取り出すことも出来ます。薄板には、いいかもですがそれがしは、設定手間や工具自体の強度、安全性を考えるとあまりおすすめしません。一応リンクは、こちらスターエム36X自在錐
紹介したのは、インパクトの用の自在錐ですがドリル用の自在錐になるとロングバーを用いる事で更に広く切ることが出来るそうな…
【140~460mm】トリマーと治具を使って穴を空ける・円を切り取る
こちらは、付属のトリマーガイドを加工してサークルカット治具にしたもので5分で出来ます。
画像では、4mmの厚さの合板をカットしている所です。治具の製作の記事は、下の記事から更に厚くカットする方法の紹介もしています。
【~3500mm】トリマーと治具を使って穴を空ける・円を切り取る
こちらは、直径~3500mmを想定した巨大円を切るための治具です。もしも需要があるようなら記事を書きます。コメントに反応下さい(笑)
このようなデザインのDIYの際に使いました。それがしは、円というデザインに執着していてこの特大治具だけで7つ製作しました。
※1 片側12mmの両側から掘って24mm。
※2 38mmまでしか試したことがないです。
こっちの記事は、トリマーを更に拡張的に使いこなすための倣い(ならい)加工の解説をしています。
工具の特性と上手に使うポイント
ここでは、それぞれの穴あけ工具の特徴や特性、綺麗に掘るためのコツを紹介します。
ショートビットの先三角とネジ付きの違い
上の2つのドリルの違いは、上がドリルが付いてるショートビット、下が先三角ショートビットとなる。先端がドリルの方は、木材にネジの力でぐいぐい掘り進んでいき手早い穴開けが可能。
先三角の方は、押し込まないと掘り進む事は、ないが丁寧なカットが出来る。高速で刃を回しつつ掘り進める事が出来るため。高速で刃が回れば当然断面が綺麗に仕上がります。
DIYとしては、ドリル付きのショートビットで問題無いと思うけどボール盤みたいなDIY越えの機械を用いるのであればドリル付きは、使っては、ならない。
ボアビットの特徴
ボアビットは、ショートビットより広い穴を掘ることができ床を平坦に削り取るのが得意とするところ。ショートビットより貫通力は、劣るが上で紹介した速切木工ボアビットであれば加速する事ができる。
スライド丁番のカップを入れたりするのには、絶対欲しい工具。
綺麗に穴を空けるに
ショートビットにしてもボアビットにしても何も考えずに貫通させた後のバリや破壊が目立つ。
それらを綺麗に切り取りするには、ビットの先端だけ飛び出させて裏側から再度掘るという方法一択。
真っすぐ掘るために
薄い板を掘る分には、真っすぐ掘るのに苦労は、無いが厳密に言うと気になってないだけ。という感じけど板が厚くなれば厚くなる程真っすぐ掘れてないのが気になる。
厚板を本気で真っすぐ掘りたいとなるとお金とそれなりの空間を使ってボール盤という穴開け機器が必要になる。
写真で紹介しているドリルガイドは、木板側面、中央に穴開けするのに優れた工具。
中央のガイドを外して反対側に取り付ければ平面のガイドとしても使える。2~10mmのショートドリルに対応している商品リンクを貼って置きます。ドリルガイド
ドリルスタンドは、1.5mm~10mm六角軸のビットが取付可能でショートビットなら30mm、ボアビットなら65mmまでの穴あけを補助してくれる。
フリーハンド掘るよりは、全然いいけど軸ブレが有るのが難点。商品リンクは、スターエムドリルスタンド
品質だけ見ればボール盤が最強で治具での補助も中々おすすめ。
トリマについて興味を持った方には、こちらの記事からどんな形で加工できるのかを知ることが出来てお得なビットセットなどの解説をしています。
今回の記事で使ったトリマのリンクは、こちら。きっとあなたの創造力を具現化してくれる助けになります。
これにて今回の記事は終了でございます。最後までのご閲覧ありがとうございました!みなさまの穴あけDIYに幸多からんことを!
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