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【5分100円で出来るサークルカット治具】ジグソーより綺麗!トリマーの円切り治具を自作する・厚切り手法

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円に切りたいくり抜ぬきたい皆様こんばんわ!正確な円を切りたいが意外とめんどくさそうな円切り。治具も売ってるけどお金払いたくないんよな~\4,000位かかるし…

でも安心してください。数々の失敗を乗り越えてそれがしの命題でもある円切りを材料\100程度で出来るシンプルな円切り治具を紹介し、あまり語られない円切りの厚切り手法をお伝えしようと思います。

✓本記事のテーマ

この記事を読めば工具代を除き\100程度でシンプルな円切り治具を製作し円切りの厚切りが出来るようになります。

このブログでは、円切り治具の自作方法を他に2種類紹介しています。自分の用途合った治具を選べます。

直径35~235mmのシンプルで見た目の良い円切り治具の記事は、こちらから

直径80~1070mmの機能面最強の大きめな円切り治具の記事は、こちらから

円切り治具の自作の仕方

完成した円切り治具

ここでは、マキタRT50Dに付属しているトリマーガイドを加工していきます。

トリマーガイドに穴を空ける

鉄工用ドリル3.5
付属のトリマーガイド

トリマーガイドに3.5mmの穴を2つ空けます。空ける位置は、ぎりぎりを攻めた所に空けています。微妙にずれてるのは、見えないこと。

空けるのに使う鉄工ドリルは、鉄工って書いてあればなんでもいい。こちらのリンクは、\400でハイス鋼のSK11ドリルビット。ワンランク上にステンレス用と言う切れ味がよい物もあるが今回は、必要ないです。

皿取り錐ドリルを外したところ

穴を空けたらハイス鋼以上の硬さの皿取り錐で木ネジがすっぽりハマるように切り取る。写真は、皿取り錐のドリル部分を取った物。ちなみにドリル系の材質の硬さは、超硬>ハイス>普通鋼の順で硬い。鉄材に穴を空けるときは、ハイスから。

皿取りが出来ればなんでもいいと思う。ちなみに画像の商品は、こちらSK11ハイス皿取錐SHSD-2まだ皿取り錐を持っていない人は、ちと高いけど持っていてよいと思う。安くて結構な方は、「皿取り錐 鉄工」で調べると¥1000以内で買えるものが沢山ある。

余談けどこいつで下穴を空けれたら最高に綺麗にコーススレッドが決まる。一つ下のサイズもあるけどコーススレッドの一般規格の頭径が8.7mmなのでビスを戻したときに木材を破壊してしまう事がある。なのでビス打ちには、紹介してる皿取り錐一択かなと思っている。

切削幅

最小幅
最大幅

切削幅は、直径140~460mmまで切り取る事が可能です。

円切り治具で切る

材料に治具を取り付ける

ダイドーハント木ネジ3.5×16
材料に取り付けたところ

軸にとりつけるためのビスは、木ネジ3.5mmを準備した。商品リンクは、ダイドーハント太さ3.5m長さ16mm木ネジ
ネットで買うと小入りでも高めなのでお近くのホムセンで\100位で買えればそれがいい。

皿頭で半ネジ

選ぶポイントとしては、半ネジにタイプになっていて皿頭の物がよい。半ネジの部分で抵抗なく回して、皿頭の部分で引っ掛けがたつきを抑えるイメージでこれを選んだ。

使いすぎて焦げてはいるけど

使ったビットは、スパイラルビットの6mmちなみにストレートビットよりスパイラルビットの方がお安く切れ味がいい商品が多いの知ってました?

切り始め

セット完了の状態

今回切る材料は、厚さ4mmちなみに使っているトリマーRT50Dの推奨切削深さは、3mmなのでぎりぎりだが一発で切る。切り始めは、ビットが材料に接地しているので少し浮かしてスイッチをONする。

でないと刃が高速回転する前に材料が接していることで切れるというよりは、殴るみたいな感じになって傷がつく又は、破壊したりします。

材理の下に適当な傷ついてもいい下敷きをして準備できたら反時計回りにカットしていきます。

切り上がり

切りあがり

切り終える時、材料がフリーになるので手で押さえて動かない様にしておきましょう。切り上りの品質は、良好です。これで薄板の円切りは、完了です。

こっちの記事は、トリマーを更に拡張的に使いこなすための倣い(ならい)加工の解説をしています。

円切り治具を用いて厚切りをする方法

ロングシャンクビット&ストレートビット

それがし円切りをだいぶこじらせていてロングシャンクビットや長いストレートビット、ジグソーなど色々試したが納得した品質に辿り着くことは、無かった。今回の手法は、数々の失敗経験の上の紹介なので安心して読んでいってほしい。

厚板を円切りするのは、本当に手間がかかる…

円のガイド分の深さを掘る

使う材料は、2バイ材厚さ38mmで2バイ6を横に繋げたもの。初手深さ3mmでぐるっと切る。

ジグソーで余分な木材を切る

ジグソーで外周を切り落とす
溝の中のより内側を切りたい

掘った溝を頼りにジグソーで外周を切り落としていく。なれべく内側を切りたいが溝より内側に行ってしまうと傷になるので無理せず攻める。

ベアリング付きストレートビットで削り取る(1)

次に最初に作った溝の円を頼りにベアリングをあててカットしていく。使った商品は、CSOOMの優秀なビットセットを安めに販売しているメーカーです。本当は、お安いスパライラル形状のベアリング付きストレートビットがほしかったのだけど見当たらないのでこっちにした。

CSOOMは、4本入って\2,400。リンクを貼って置きますCSOOMベアリング付きストレートビット

トリマーの物理学

トリマーを使う時は、前に押し出し反時計回りにカットしていくのだけど、逆に手前に引いてくるとタイヤの回転と同じくこちら側に走ってくるからNG。

①の部分は、最も危険な箇所で刃の回転に対して筋の方向に反してカットしていく&切る筋の数が多いため最も刃に抵抗が掛かりやすく回転速度が落ち殴るような形なり、破壊する荒れる焦げるが最も発生しやすい箇所となる。

これを克服するには、刃のトップスピードを確認してちょんちょんと切っていくと少しづつ綺麗に切れていく。接地してる分だけ刃の回転が遅くなるので遅くなる前に材料から刃を離す感じ。

②は、平常運転でOK。最も切る筋の量が少なく、刃も筋に対して垂直に入っていける箇所。

③は、①の次に危険で沢山の筋を切り取りする箇所①よりは、筋が刃に対して反してないだけマシだけど様子をみてちょんちょん切りましょう。

ベアリング付きストレートビットで削り取る(2)

次に側面を20mmの刃でカットしていく、試しに38mmの刃でまとめてカットしようと試みたが抵抗が多すぎてあまりよろしく無いので小分けして切る。

ベアリング付きストレートビットで削り取る(3)

最後は、刃長38mmで同じように切り取りフィニッシュ。

フラッシュトリムビットについて

今回使った技法は、倣い加工のテンプレートを使う加工に似ているが倣い加工であればフラッシュトリムビットの方が綺麗に仕上がるというのが玄人の知識では、ある。

フラッシュトリムビットで試す
層になった切断面

しかし今回は、テンプレートが外れていかないため、逆に走った刃の跡が目立つ形なる。

円切りの厚切り手順まとめ
  • 円切り治具を使って3mmの溝を掘る
  • ジグソーで溝のなれべく内側を切り取り外周部を取り除く
  • 10mmのベアリング付きストレートビットで8mm切る
  • 20mmの刃を使い繰り返し残った厚の半分を切る
  • 38mmの刃で残った部分を切り取り厚切り完了

薄板を円切りするのは、比較的簡単だけど厚切りになると工程がめち増える。しかし円で加工された作品は、とても特徴的な仕上がりになるので是非トライしてほしい。

クラシックロマンビットで装飾
巨大円切り治具で製作したドア

おまけにレクチャーに使った材料を面取りビットで装飾してみました。それと巨大円切り治具を用いて作成したドアになります。うーむやはり円切りは、ロマンの塊ですそれがしの癖にぶっ刺さります。

下の記事では、ビットセットの種類を解説しており。ビットセットで出来るとセットならではの装飾できるビットを紹介しています。

そしてそんなトリマー治具のポテンシャルを最大に引き出せるマキタ充電式RT50Dはこちら

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これにて今回の記事は終了でございます。最後までのご閲覧ありがとうございました!みなさまの円切りライフに幸多からんことを!

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