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【穴直径80~1070mm】材料に穴を空けないトリマーが自転しネジ取付が無いパーフェクト円切り治具の自作

全記事

最高の円切り治具をお求めの皆様こんにちは、ネットには、沢山の円切り治具が紹介されていますが中々何を選んでよいか分からないかと思います。

今回円切りマニアなそれがしが考えに考えぬいた。材料の中心に軸穴を空けない。トリマーが治具の中で自転する、治具取付時にトリマーベースのネジ取り外し、装着、取付の手間が無いほぼ完ぺきじゃないか?と思える最高の円切り治具を考えたので是非参考にしてもらいたいなと思い伝えます。

✓本記事のテーマ

この記事を読むとそれがしが考えた最高に思える円切り治具の製作の手順が分かります。

この円切り治具のメリット
  • 円切り治具によくあるトリマベースのネジを着脱する必要が無い
  • トリマーが自転するため扱いやすく集塵ホースをセットしてのカットが優位
  • シンプルな板の2層構造
  • 材料の中心軸に穴を空ける必要が無い
  • 材料に治具取付時ワッシャーの穴から中心点を視認できる
  • かっこいい!

このブログでは、円切り治具の自作方法を他に2種類紹介しています。自分の用途合った治具を選べます。

直径140~460mmの簡単に出来る円切り治具の記事は、こちらから

直径35~235mmのシンプルで見た目の良い円切り治具の記事は、こちらから

使う材料

この治具は、マキタRT50Dの運用するのに製作した治具です。他メーカーでもトリマーベースの中心にビットが来るトリマーであればアイデアを運用出来ると思いますので是非参考にしてみて下さい。

完成した円切り治具
使う材料
  • MDF合板 t=5.5mm MDF合板
  • 皿ネジM6 長さ25mm
  • ノブナット
  • ワッシャーM6 径25mm 2枚
  • ワッシャーM6 径30mm
  • 木工用ボンド
  • 金属用ボンド

MDF合板は、筋(木目が無く)が無く細かく粉砕した木材を板状に成形した合板なので、筋に依存して変形・破壊してしまう事が少ないお勧めの材料です。但し水には、弱いです。

円切り治具の作り方

この記事は、手順に沿って分かりやすく図面を添えていますが、治具を自作される方は、一通り目を通してもらい理解したうえでまとめて材料にカット線と穴開け位置を記した方が効率よく製作できます。

材料のカット

用意された材料

MDF合板は、「700x144mm」2枚「80×50mm」1枚に切り出しました。

板に穴を空ける1枚目

MDF合板の1枚目に板に穴を空けます。

1枚目の図面

このような形で穴を空けますが穴を空けるストレートビットの径は6mmになります。

穴開け作業
穴開け完了

トリマー付属のトリマーガイドを用いて穴を空けますがマキタトリマの切削能力で1発で穴を空けるのは、品質を下げる恐れがありますので傷ついてもよい下敷きを敷いて3mmづつ分けて穴をします。

手でボルトを回して中心を探る

線の中心に穴を空けるコツとして、ビットの形的に中心に来ているか判断が難しいと思うのですが切る前にトリマをセットしてビットを材料に当て六角ボルトを手で回して傷をつける事で中心かどうかを判断できる。

板に穴を空ける2枚目

MDF合板の2枚目に板に長方形の穴を空けます。

2枚目の図面

同じ手法で穴をあけますが横と縦で分けてくり抜きます。

横に穴を空ける
縦に穴を空ける

穴を空けた後は、角が丸いのでを平ヤスリなどで直角にします。

切り出されたMDF合板
平ヤスリで角を出す

小さいMDF合板「80×50mm」パーツが中にハマってスムーズに横に動くか確認調整する。

円を切り出す

次に円を切り出すための型を作ります。

※この作業については、既に124mmで切り出せる円切り治具をお持ちの方は、直接円を切って貰っても構いません。1発で正しい径の円を切り出すのは、難しいのでテストしてから切り出すのをお勧めします。

型を切る
トリマベースが型の中で回転するかの確認

いらない板材に直径124mmの円をジグソーでカットする。カットした型の中でトリマベースがガタつかずスムーズに回転するまで紙やすり・カッターなどで調整する。この時点でガタ付きが出た際は、もう一度型を作り直す。

1枚目の板に穴を空けるための図面

次に1枚目の加工された板に直径124mmの穴を空けていく。

ジグソーで大まかに穴を空ける
ベアリング付きビットで倣い加工をする

作った型を1枚目の板に両面テープで固定してジグソーで大まかに穴を空ける。型にジグソーが触れない様注意。穴を空ける理由は、トリマの能力的に一発で切り取りが難しいから。

次にベアリング付きストレートビットで方に沿って倣い加工をして穴空け完了。コツは、型をテープで固定する時に型と1枚目の板に直線を書いておき合わせて固定すると正しく固定しやすい。

型を固定したら枠の線を写しておくと後々便利です。

※なぜ直接1枚目の板に直接穴を空けていかないかというと一発でトリマーベースが穴の中でスムーズに回転する正確な穴を空けるのが難しいと感じたので型を使う方法を採用しました。

※自信がある方は、推奨しないけど一発で穴を空ける方法に挑戦してもいいと思う。円切り治具を持ってる人は、使った方がいいけどこの記事では、円切り治具を作るのに円切り治具が必要となってしまうのでこの手法は、避けました。

穴が空いたら型を外す前にトリマーベースがスムーズに穴の中で回転するかチェックする。

スライドするパーツを加工する

パーツの図面
表面
裏面

次にスライドするパーツですが、MDF合板「80x50mm」を加工していきます。

写真は、表面と裏面で表面に直径30mm深さ2mmのボアビットで掘り、穴の中で30mmのワッシャーが穴から飛び出ていないかを確認する。速切り(SK11の黒いやつ)だと刃が深く入るので貫通してしまうかもしれないので注意。

そして30mmの穴の中に25mmのボアビットで貫通させる穴を掘り2段構造にします。

もう一つの小さい穴は、6mmのショートドリルで貫通穴を空けて裏面から面取りカッターで掘り込みます。この時、皿ネジをセットし頭が飛び出ない所まで掘ります。表裏を間違わない様注意。

ワッシャーを接着する

ワッシャーと金属用ボンド
接着したワッシャー

30mmワッシャー1枚と25mmワッシャー2枚を金属ボンドで接着しますが固定した時ズレやすいので1枚1枚接着した方が無難です。接着する際は、ワッシャーにボンド塗布し10分のオープンタイム(待ち時間)を設けてからクランプ固定で接着して行きます。

クランプで接着固定

接着時ズレやすいので慎重に…ずれない様クランプ2つ使って6mmの棒を刺したり何らかの形で工夫出来たら幸いです。接着出来たら先ほど作ったパーツにセットしてみてワッシャーがスムーズに回転するか確認します。スムーズに回転しないようであれば調整しましょう。

MDF合板の厚さが5.5mmで3枚重ねたワッシャーの厚さが6mmになるので25mm側のワッシャーが0.5mm飛び出る形が理想です。

25mmワッシャが0.5mm飛び出る形

板を接着する

接着前に円を写す
木工ボンドを塗った所

次に1枚目と2枚目の板を張り合わせますが接着前に板を重ねて円を写します。写した円を避けて木工ボンドを塗り2枚の板を張り合わせます。

クランプで固定
トリマベースが回転するかの確認調整

クランプでしっかり固定し乾燥させますが円の部分と稼働部分のはみ出た接着剤は、濡れ布巾などでふき取っておきます。外側は、後で切り取るので放置する。

乾燥した後は、穴が歪んでないか再度トリマーベースが快適に回転するのをチェックして必要であればカッター当で調整します。

形を整える

円切りの機構は、完成してるけどカッコよく形を整えます。

カットしている所
形完成

ここまできたら形は自由だけど円が有る部分から先細りして約70mmの円に繋がるようカットした。

最後に円中心にストレートビットが通る穴を9mmで空けているが使ってみると視認性が良くないため20mmで再度穴を空けた。

表面
裏面

治具の完成したところ。うまく出来ているか写真を参考にしてみて下さい。この形だと小径を切る形になっていて稼働パーツを左右反転させると大径いっぱいをカット出来るようになります。

サークルカットの方法

完成した治具を板にセットしサークルカットしてみます。

治具を板にセットする

ワッシャーに両面テープを貼る
カットした所

ワッシャーの25mm面に両面テープを貼り、皿ネジと一緒にパーツにセットしてパーツを治具本体に取り付けノブナットで締めカットする材料に取り付けます。この時切り取りする板に中心点を記しておくとワッシャーの穴から中心点が確認出来ます。

サークルカットする

複数回カットした円

写真は既にカットされたところですがトリマに6mm以下のストレートビットを使い治具にセットします。

トリマを始動しゆっくり材料に深さ調整のつまみで刃を降ろしていき穴を空けてからトリマの深さ調整を締め固定して複数回に分けてサークルカットしていきます。マキタRT50Dの切削能力は、3mmです。

何度かカットしてみたところ、円が大径は、安定してカット出来ますが、やっすい両面テープだと小径になるほど軸に無駄な力が発生し外れてしまう事がありました。外れても直ぐにトリマを止めれば品質に大きな問題は、無いっぽくて強力タイプのテープを使うと良いと思いました。

それとテストカットには、集塵機を用いずカットしました。この治具の良いところは、トリマが自転出来るので集塵ホースをセットしてカット出来る利点があります。集塵するとおがくずが両面テープに付着する事も無く更に安定してカットする事が期待出来ます。

以上で円切り治具完成です。

購買部

ここでは、記事内で使った道工具を紹介し最安で購入する提案もします。

MDF合板

MDF合板 t=5.5mmについては、大きい910*1820サイズだとホムセンで購入するのが安く買えます。品揃えがよいと900×600位の丁度よいサイズのMDF合板が売ってます。

ネットだとこちらMDF合板。このサイズがあれば紹介した治具を作るのに最低事足ります。この店舗は、送料含めてもホムセンよりサイズ厚みによっては安く買えます。

ホムセンで大きい910*1820mmで買うとコスパは、最強になります。それがしは、他治具にて多様しますので大きいの1枚買って車で頑張って頭の上に乗せて持って帰ってきてます。

皿ネジM6 25mm

ネットでも買えるが小入りって書いてあっても沢山入ってくるのでホムセンで買うのが吉。参考がこちら皿頭ネジM6*25

ノブナットM6

ネットで買っても\100とちょっとホムセンでは、見かけたり見かけなかったりする。ノブナットM6

ワッシャー25mm 30mm t=2mm

ホムセンで買うのがおすすめそれぞれ一袋に2枚づつ入ってる。ネットだと25mm30mmこの店舗で2つ買って送料\250増し。店頭価格だとどちらも\200ネットだと\250。全部買った時店頭だと\400ネットだと送料込みで\650也。

木工ボンド 金属ボンド

他材料を買う時一緒にホムセンで買うのが簡単だが最安は条件付きでこちら。アマプラ会員だと\10~100単位でこちらがお得タイトボンドお住いのお近くにジョイフル本田とか山新があると最安で買えると思う。ちなみにこの木工ボンドは、高級ボンド。黄色いやっすいボンドでも作れるは、作れる。

金属ボンドは、G17ここがメール便で送料無料\184超絶安い。店舗最安で\150位かな。

たまに低単価の商品は、ネットだと送料の関係か3倍4倍の価格になってしまったりするので気を付けてほしい。

トリママキタRT50D

マキタトリマはYahooが\20,600で頭一つ抜けて安く買える。お安い専門店でも同等の位と感じます。ネットセールをよく確認したりしますがあまりマキタの商品は、見れなくてハイコーキだと良くタイムセールされている。

クイックバークランプ

ネットで買えるお安く性能も信頼できる商品。このクランプから始めて最後まで使えます。

アマプラ会員だと2本まとめ売りが最強で。単価で楽天は、安いが送料がかかってくる。6本以上買うなら送料\3,980以上無料を利用すると楽天が安かったりする。まだ持ってなかったら楽天でまとめて6本買うのも全然よいと思う。その内欲しくなるし…

下のリンクをAmazon楽天とも数の違いで最安にて買えるリンクに設定しておいた。6本以上なら楽天ですよー

SK11 ボアビット

今回ボアビットは、20mm、25mm、30mmと使用したけどどれもアマプラ会員だとAMAZON一択だと思う。選びやすいし。なによりネットで買うと重複購入をしないで済む。SK11ボアビット

ショートドリル

今回6mmのドリルで穴掘りしたけど単品を買うならアマプラ会員が安い。先がドリルなショートビット先三角ショートビットの2つのリンクです。ちなみにドリルタイプと先三角の違いは、ドリルだとドリル構造で勝手に掘り進んで行き、先三角だと押した分だけ掘れます。

ベアリング付きストレートビット

これは、AMAZONで買うのがいっちゃん安い。長さもセットで4種類有るためトリマの能力に合わせて徐々に深めて加工が出来る。最初信用してなかったけど結構おすすめCSOOMProべアリング付ストレートビット

それがしアマゾンプライム会員で運送料無料で注文するのですが月額600円で複数回買い物するDIYyerさんならすぐ元取れるのでおすすめです!

加えてプライムビデオも見れます。それがしおまけだと甘くみてましたが暇な時に見てみたら[推しの子、劇場版〇〇]とか色々見れます。無料で!リンクから登録すると1000円分のポイント貰えますよ!そしてそれがしのDIYもはかどります。

これにて今回の記事は終了でございます。最後までのご閲覧ありがとうございました!皆様の円切り治具のアイデアの一助となっていたら幸いです。皆様のDIYに幸多からんことを!

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