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【鬼目ナット選び方ガイド】木材にネジ穴を取り付ける方法と鬼目ナットの規格

オニメナット超解説 全記事

DIYで機能拡張をお求めの皆様こんにちは!木材にネジ穴を取り付けて組み立て式家具を作りたい!より機能的に便利にしたいと思いながらもどうすればいいのか分からない。鬼目ナットという金具に辿り着いたが種類が多すぎて何を選んでいいか分らんという状態になっていませんか?

それがしも最初はただネジ穴を取り付けたいだけなのに7種類もあってめんどくさくなりました。しかしこの記事を読んで鬼目ナットを理解し自慢の作品達に取り付けまくりましょう。

✓本記事のテーマ

今回この記事を読めば鬼目ナットの特性や使うべき種類を分かりやすく理解できます。意外と簡単です。

鬼目ナットの規格と種類と特性

7種類もの鬼目ナットを理解するのはしんどいので恐らく少数派になるであろう3種類をここで除外します。簡単に解説します!Fタイプは樹脂製です。Iタイプは頭にツバがついていて閉じています反対側からボルトを差し込めます。Jタイプはアジャスターを取り付ける用の3点をビスでとりつける金具になります。

Fタイプ
Iタイプ
Jタイプ

鬼目ナットの規格

こちらは残った4種類こっちが主役。鬼目ナットの規格表になりますが自分にどんな鬼目が必要か理解したら見返しに来ましょう!

Aタイプの規格表
Bタイプの規格表
Dタイプの規格表
Eタイプの規格表

出店:ムラコシ精工

左からA.B.D.E

鬼目ナットの種工類と特性

残った4種の鬼目ナットの違いは打ち込んで装着するタイプのABと六角レンチでねじ込んで装着するタイプのDEの違いと頭にツバがついているBDか付いていないAEの差になります。

打ち込みタイプは下穴を空ければそのまま打ち込めますしお手軽で短いサイズがあります。ねじ込みタイプは下穴を空けて六角レンチでねじ込むタイプです。打ち込みタイプより引っ張り強度があります。

ツバの有無は有りの方がより木材と密着し強度が増しますツバの分出っ張ってしまうため出っ張りを解消するにはボアビットなどでツバ分を掘ってあげてから下穴を掘る必要があります。

表にすると用途が分かりやすいです。意外と単純!ここまで理解できればもうちょいで鬼目マスターです!

分かりやすい選び方

始めに鬼目ナットは全てメスねじなのですが皆様がこれから取り付けたいオスねじが決まってますか?決まっているのであればオスネジの規格に合わせて鬼目ナット(メスネジ)を選びます。

規格表のMが鬼目ナットの穴のサイズを表していて同じ表記のオスネジを選べばOK(例:M6オスネジに対してM6メスネジを選ぶ)でございます。

細い材料や細かい物に取り付ける際の注意点ですが片方から選んでしまうともう片側が材料に取り付けられないといったトラブルになったりしますのでお互いの取り付ける材料も考えて選びましょう。取り付けたけどもう片方取り付けようと思ったら下穴を掘るスペース、深さが無いとか…

それがしの初めの頃はなれべく細い材料薄い板を使った方がかっこいいと思っていたので鬼目を取り付けたら金具飛び出してるやんとなってました。

鬼目ナットの取り付け方

まず取り付けるために下穴を掘りますが製品の裏に書いてある参考下穴径に従って穴を空けます。~の表記になっていますが左の数字は軟木、右の数字は堅木ですこの数字内であれば特に気にしなくて大丈夫です。記事の上の規格表から見ていただいてもOKです。

商品の裏側

鬼目ナットABの取り付け方

ではドリルで穴を空けましょう。綺麗に穴を空けるコツは途中まで掘って行って木材からドリルの先が飛び出たら材料を裏返して裏から貫通させると綺麗に掘れます。左から2番目の穴はボアビットでツバ分を掘ってあります。

裏からドリルの先端の穴が見えたところ
左2つが打込みタイプのAB残りがDE

これに打ち込みタイプのABタイプであればとんかちで叩いていきます最後はとんかちの丸い方でめり込ませてABタイプは完了!

いだると
いだると

とんかちって片方が平らでもう片方が丸みを帯びてます。中学校の頃習いました。

鬼目ナットDEの取り付け方

写真の右2つがDEです。左から3番目の穴Dはボアビットでツバ分を掘ってあります。下穴を空けたら六角レンチで締めこみます。これで完了!

見にくいのですが真ん中2つがツバ付き用の下穴
六角レンチで締めるところ
ツバがしっかり中に納まっているところ

簡単でしょう?これで皆様も作品にねじつけ放題です!ボアビットでツバ分の穴を掘った後にドリルで下穴をあけますがドリルの切れ味が悪いと穴の真ん中に穴を空けるのが難しくなりますご注意を。

ボアビットで掘らずツバを出した状態

ツバ付きのBDをツバを出した状態で取り付けたところです。これはこれでよさげです。右のDタイプがほぼめり込んでいるように見えますが爪でなぞると引っ掛かりがあり見えにくいですが出っ張ります。

ノブボルトを取り付けたところ
部品の名称:左のノブボルト、右のノブナット

おまけでノブボルトを取り付けてみましたがしっかり機能します。これで木材を挟めば木材を締め付ける機構を取り付けることが出来ますね!

ここで購買部させて下さい。鬼目ナットの下穴を掘るためのドリルビットを紹介します。ここから選んでくれるとこの記事を書いた甲斐があります&嬉しいです!

こちらは手っ取り早く穴掘りしたい方初心者用のE-Valueさんのドリルセットになります。コスパ最強インパクトに取り付けて使えますよ。

もしこれから本気でDIYしていく方にはスターエムさんから選んでいけば間違いないです。

ツバ分を掘るためのボアビットです。最近こちらの新しい速切木工ボアビットになったようです2023年9月。折角なら新しい商品を選びましょう。

下の記事では知っていると役に立つDIYの小道具を紹介しています。

こちらの記事は、ぐらついてしまっているコーナーを主に全ネジを使い補強する解説をしています。

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加えてプライムビデオも見れます。それがしおまけだと甘くみてましたが暇な時に見てみたら[推しの子、劇場版〇〇]とか色々見れます。無料で!リンクから登録すると1000円分のポイント貰えますよ!そしてそれがしのDIYもはかどります。

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これにて今回の記事は終了でございます。最後までのご閲覧ありがとうございました!すこやかにねじ取り付けが出来るようお祈りしております。皆様のDIYに多幸からんことを!

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