自分で木材塗りたい皆様こんにちは!自分の好きな色に塗装して自分しか生み出せない形の家具や建具でオラオラしたいですよね。私もそうです。唯一のデザインを求めるがために自分で作るわけですから!(私のDIY解釈
今回は、2年前に塗った塗装サンプルがどうなったか色の変化や耐久的には、どうかなどを確認しようと思います。
✓本記事のテーマ
この記事を読めば水性ステイン、水性ステイン+油性ニスで塗装した杉材SPF材が2年後どのように変化したか分かります。
アサヒペン水性ステインの耐久性、色の変化
●条件
- 2年経過後です
- 1日中、日の当たる屋内にて安置したものです
- 塗装前に240番で研磨してあります
- 水性ステインは、どれも2回塗りしてあります
- 油性ニスは、どれも2度塗りをしてあります
アサヒペン水性ステインオーク塗装時の杉材の耐久性、色の変化
ほぼほぼ変わりないように見えますがステインの色が入ってない部分は、ばっちり焼けて薄い黄土色に変色していました。色が入っている箇所もオークの色に薄い黄土色が乗って色が濃くなった感じです。
アサヒペン水性ステインオーク塗装時のSPF材の耐久性、色の変化
SPF材もステインが入ってない所は、焼けてばっちり薄い黄土色になっています。こちらも初めに塗ったオークの上から焼けて薄い黄土色が乗って色が濃くなった感じです。
アサヒペン水性ステインマホガニー塗装時の杉材の耐久性、色の変化
マホガニーも同じく焼けた分の薄い黄土色が乗っかった感じです。
アサヒペン水性ステインマホガニー塗装時のSPF材の耐久性、色の変化
マホガニーの上で焼けてるのか下で焼けてるのか分かりませんがこのSPF材は黄土色が重なってるのが分かりやすく見えます。
アサヒペン水性ステインウォルナット塗装時の杉材の耐久性、色の変化
ウォルナットも同じく焼けた薄い黄土色が重なった感じです。
アサヒペン水性ステインウォルナット塗装時のSPF材の耐久性、色の変化
こちらも同じ現象ですね。どの材料、色にも言えるのが焼けた分の薄い黄土色が乗って色が濃くなったことでしょうか、耐久性でいえば水拭きでふき取りしましたが塗料が落ちるということは、ありませんでした。
当然ですが塗装も何もしないまま日の当たる場所で2年も経てば黄土色まっしぐらですね。自然の反応なのですが私は、この黄土色どうしても好きにはなれません。
アサヒペン水性ステインに油性ユカ床用ニスの耐久性、色の変化
塗る際は水性よりめんどくさいイメージですが材料をしっかり皮膜で保護してくれているはずです。
アサヒペン水性ステインオークに油性ニス塗装時の杉材の耐久性、色の変化
写真で見ると輝度が多少落ちた気がしますが実物で見るとそこまで劣化しているように見えません。
アサヒペン水性ステインオークに油性ニス塗装時のSPF材の耐久性、色の変化
SPF材でも色の変化の仕方は、そこまで変わっていない。油性皮膜の輝度があるためそこまで劣化していないように見えるのですが日焼けを起こしてオーク色+黄土色になってるように感じます。
アサヒペン水性ステインマホガニーに油性ニス塗装時の杉材の耐久性、色の変化
写真で見るとほぼほぼ変化が感じられません。実物も品質がほぼ落ちていません。さすが油性といったところ。
アサヒペン水性ステインマホガニーに油性ニス塗装時のSPF材の耐久性、色の変化
ほぼ気にする必要もないレベルですがSPF材は、ニス塗装しても日焼け色が目立ちやすい?焼けやすい?気がします。写真の通りです。
アサヒペン水性ステインウォルナットに油性ニス塗装時の杉材の耐久性、色の変化
この塗りたての写真から2年後に目を移すと輝度が間違いなく落ちているように感じます。気になったので実物の見直しをしましたがやはり輝度が塗りたてよりはそれとなく落ちているようです。
アサヒペン水性ステインウォルナットに油性ニス塗装時のSPF材の耐久性、色の変化
特筆して追記する要素もなく他と同じ色の変化を辿っているようです。
アサヒペン水性ステイン、油性ニス塗装後、2年経過時の感想、評価
アサヒペン水性ステインの感想、評価
そもそも着色のみを目的としているものなので塗りたても2年後も乾燥感が垣間見えます。耐久性については、そもそも踏まれたり擦れたりする環境ではなく、摩耗性の耐久の比較が出来ないのですが、水拭きで塗料は、落ちませんでした。
色は、乾燥などで薄くなるものと思いましたが摩耗の環境が無く日焼けの黄土色が加わった影響で逆に濃くなりました。
しかし塗装もしてない杉、SPF材は、焼けてただ薄い黄土色がつきます。この色を私は劣化したように感じますので着色をしていれば黄土色が目立たなくなるのは、間違いありません。
アサヒペン水性ステイン、油性ニス感想、評価
輝度が間違いなく若干落ちたものの品質が高く守られていると感じます。耐久に関して摩耗などの環境下にありませんが水拭きしても塗装が落ちませんでした。
色は、油性ニスの皮膜があるので日焼けによる変化が少ないと思っていましたが意外にもばっちり木が日焼けしています。どうやら紫外線によって木の成分が変性することで色が変わってしまうとのこと。
油性ニスの能力を整理すると輝度によって綺麗に見えるということ。肌触りが良い。比較できませんが皮膜により摩耗にも強くなるでしょう。しかし日焼けに足しては耐性をそこまで持たないものなのかなと私的に感じます。要経過観察ですね。
総評
全てのサンプルにも言えたのが日焼けにより油性ニス皮膜があれば多少日焼けがやわらぐものの色が濃くなるということです。生活環境や摩耗環境下でまた結果が変わると思います。
杉、SPF材の違いで変化が大きくなるということもありません。しかし杉は、赤身の部分があるためこの部分に関して日焼けによる色の変化を感じずらくなります。日焼けによって色は、濃くなっていきますが赤身の色が元々濃いため日焼けが感じずらい状態だと思います。
この比較によって分かったのがアサヒペン水性ステイン、油性ニスでこの薄い色やペールトーンに長期間保ち続けるのは、難しいということです。逆にステインを塗って濃くすれば濃くするほど日焼けの黄土色が目立たなくなるということでしょうか。
水性ステイン油性ニス塗料の杉SPF、2年経過後の色の変化、耐久性サンプルを終わります。みなさまの唯一のの作品達に幸あれ!閲覧ありがとうございました。(謝謝
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