【決着！】ブライワックスvsオールドウッドワックスどっちがいいの？比較・長く使って分かった！

ブライワックスかオールドワックスでお悩みの皆様こんにちは！この2つどちらも同じ手順で保護塗装まで出来る優秀な塗料ですがどちらがいいのかまでよく分からずに使っていませんか？それがしもなんとなくで使ってました。

今回ワックス塗料を長く使ってみてこれはほぼ決着がついたなという所まで答えが出たのでその内容を具体的に比較してお伝えしたいと思います。

✓本記事のテーマ

この記事を読むとブライワックスとオールドウッドワックスの性能、能力の差が分かります。

ブライワックスのオールドウッドワックス基礎情報の比較
ブライワックスのオールドウッドワックスの記述としての比較
まとめ
まとめ

ブライワックスのオールドウッドワックス基礎情報の比較

ここではメーカー毎に散らばっている情報を比較しやすい様並べてみました。

※1 トルエンフリーは370ml、※2 トルエンフリーは8色

実勢価格、内容量の比較

実勢価格はAMAZONを基準に調査した価格になります。ブライワックスは色毎に価格が違ったので平均価格を記載しました。

価格面では約1,000円ほどの差がオールドウッドワックスに分がありますね。大体同じ内容量ですがブライワックスのトルエンフリーカラーは370mlでございます。

乾燥時間の比較

オールドウッドワックスは1時間～2時間、ブライワックスは15分～30分と速乾です。製作時はやはり嬉しいのです。

それがしが思うのは塗装するのは、その瞬間で塗装された作品は何年もあり続けるので著しく乾燥時間が長くない限りは、そこより別の部分に魅力があると嬉しく感じます。

塗布面積と色の数の比較

オールドウッドワックスは10～15㎡、ブライワックスは4㎡です。改めて見てみると3倍以上の塗布面積の差があります…これは同じワックスという名称ですがそもそもが違くないですかと…

オールドウッドワックスは11色、ブライワックスは16色でトルエンフリー色を除けば約1.5倍ですね。塗装をする意味として色や保護するためとした時色んな色から選べるのは嬉しい限りです。

ブライワックスのオールドウッドワックスの記述としての比較

ここでは値としての能力では無く記述で語られている部分の比較になります。

トルエンとは

先にトルエンとは有機溶剤で他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称だそうです。厚生労働省さんが言ってました。蒸気としての吸入や胃などからの吸収で神経症障害となるそうです。量に関してはお医者様では無いので言及しませんが食べるのはよしましょう！

ちなみにオールドウッドワックスにも有機溶剤(イソパラフィン)が入っています。

作業手順の違い

下地研磨、スチールウールでの塗装、ブラシ等での磨き、最後のウエス磨きふき取りと大きな違いは見当たりません。

耐熱温度の比較

ブライワックスは20度、オールドウッドワックスは40度で液化と書いています…これは…ブライワックスは日本の夏には溶け出す温度ですね。

それがし何も考えずブライワックス推しで色々を製作しましたが溶け出すまでは至りません。おそらく定着した物は安易に溶け出したりしないのですが厚塗りになってしまってる作品は爪で引っ搔くと未だに塗料が爪に残ります。

対候性(日焼け)の比較

紹介するのは2年間室内で直射日光が直接当たる場所で放置した色サンプルです。

オールドウッドワックスの色変化

オールドウッドワックスの色変化

塗装がしてある色にどれも焼けた色が加わった色になっております。ツヤも同程度品質が下がっているのが見て取れます。

しかしブライワックスは半透明で美しい皮膜という売り文句は、塗立てのみの効能だと言う事とマホガニーの2年後に至っては彩度が落ちすぎて別の色になってしまっています。

まとめ

言うまでもないと思いますが価格面、塗布面積、対温度性能、対候性においてオールドウッドワックスにアドがあるのが分かります。

塗装面積を価格に換算するとオールドウッドワックス約1㎡200円ブライワックス1㎡875円となり価格差4倍以上になる事になります。

色の数や品質においてブライワックスがまさるという触れ込みも日が当たらない場所での使用でなければ品質の低下、変化が大きいためその時の発色でしか勝負できないのは厳しいかと感じました。

ブライワックス優勢と思われるのはトルエンフリーと乾燥時間という事だけになってしまいます…一旦決着でよろしいか？